ビオラさんに感謝
ごめんください。
桜が咲いてピンクの景色と共に、気持ちも晴れやかになる大好きな季節となりました。
二十年以上にもなるでしょうか。
毎年会社の軒下にプランターや鉢を並べて、雪降る前に可愛らしいビオラの花を植えています。
雪が降っても家の中に入れず、埋もれたままにしておきます。
雪の多かった今年は、いつになく綺麗に咲いてくれています。
春の日差しをたくさん浴びて、ビオラさんたち、大雪の年は見事なんです。
そして驚いたことに駐車場のあちらこちらで、コンクリートのわずかな割れ目からビオラさんが小さい花を咲かせていたのです。
こんな遠くまで種が飛んできたのかと感心しました。初めての経験です。
“私はここで咲いているよ、頑張っているよ”と言わんばかりにしっかり自己主張しています。
“えらかったねぇー”と声をかけ、そうっと根元から抜いて、皆がいるプランターや鉢の隅に移し植えました。
生きられるのか心配で毎日眺めていましたが、お日様の力はすごいです。
他のビオラさんたちに負けず、頑張って咲いています。
小さくても、か細くても、その強い生命力に心打たれた春の出来事でした。
私達もビオラさんのように、どんな状況にあっても自分らしく精一杯に生きたいと思うところです。
歳を重ねると僅かな事にも感動してしまい、そのたびに感情が動かされ、豊かな気持ちになります。
いつも春の陽の光のように、穏やかでほんのり暖かい心でいられたら何よりと思うこの頃でございます。