鮭のマリネ
ごめんください。
この頃、若いお母さんたちが買い物に来て、お料理の話をして下さる方が多くなったなぁって感じています。
”卵焼きに砂糖の代わりにあま酒を入れて焼くのですが、上手くできなくて、、巻く時のコツってありますか?”
”インスタ見ています!いつも楽しみにしています!”
”我が家はお酢が大好きで、お酢を使ったメニュー、女将さん何かありますか?”
忙しい時でも、うれしくてワクワクしながら私のわかる範囲でついつい長くおしゃべりしてしまいます。
そんな中で
”とっても美味しくできました”
と報告に来て下さった方に、口頭で簡単にお話ししたメニューの紹介を致します。
昔、由良の浜のおばさんがリヤカーで魚の行商に来ていた頃。
これからの季節は鮭一本をまるごと置いていきます。
大きいので三枚におろしてもらい、頭と中骨は昆布巻きや粕煮にし、切り身は焼いたり、味噌漬け、あんかけ、ソテー、ムニエル、フライ、ホイル焼き、マリネにしたりしていました。
その中の鮭のマリネ。
スーパーで骨なしの切り身3パックを購入し、1cm幅に切ります。
玉葱1/4個、人参3cmhせん切りにして軽く塩を振っておきます。
底が平らで深さが3cmくらいのお皿(バットでも良し)に当社の清酢とわしだの万能つゆを半々に1cm高さになるまで入れ、輪切りの鷹の爪をほんのり少々振り入れます。
鮭に小麦粉をまぶし、180°で揚げ、揚がったらそのままお皿の中に投入。
玉葱、人参は水で洗ってさっと絞り、鮭の上に散らします。
中の汁をスプーンですくいかけて出来上がり。
しばらくそのままにして置くと、鮭と野菜に汁が染み込んで美味です。
南蛮風マリネです。4~5日は冷蔵にて日持ちします。
レモン汁をかけるとより一層風味良くなります。
どうぞお試し下さいませ。
家族の”美味しい”の一言は何よりのご褒美。
益々腕も上がり、にっこり笑顔になり、うれしがんすのぉー。