お盆
ごめんください。
鶴岡は七月十三日のお盆です。
前日は”お精霊はん”を出し、飾りつけをします。
段々の棚を組み、十本程度の御掛け図をさげ、代々の方達の写真、
百年前からの御道具をお磨きして飾り、
お花、果物、野菜、お菓子、久栄堂はんの草餅、
そして御膳を16日まで毎朝お上げします。
二代目さんは”どじょう”、四代目さんは”うなぎ”が好きだったと
教えられていましたが、気持ちだけはそのつもりで
心を込めて作ります。
16日の朝の御膳の後はあんこたっぷりの白玉で締めとなります。
お寺さんに行ったり、お墓参りしたり
親戚の方達がお参りに来て下さったり、御住職様が自宅供養に回って下さったりと
お盆はなかなか忙しいものですね。
でも
御先祖様達、きっと楽しみにして降りてくるでしょうから
きちんとおもてなしをしなくては…。
上にお帰りになる時は、笑顔いっぱいになって下さることを信じ
今年のお盆も無事に終え、よがんしたのぉー。