おひなさま
ごめんください。
ついこの間、年が明けたと思っていたら
もう三月の節句の時期となりました。
六十年ぶりに女の子誕生で、初孫のお雛様を揃えたのが十一年前。
お雛様を孫と一緒に飾るたびに、毎年気になる事があります。
昔、昔のお雛様が蔵の中でそのままになっているのです。
嫁に来た頃、二度ほど出したのですが、首が今にも取れそうな状態で恐々飾りました。
先代の母に、随分昔のものだしもう無理だと言われ、ずうっと蔵の中に眠ったままです。
そろそろ開けてあげてきちんと御供養して、さよならしなければと思いつつ
今に至っています。
お人形にも気があると言います。何とかしなければ…本当に…
三月は孫(長男)とお嫁さんの誕生日で、座敷のお雛様と一緒にごちそうをいただきます。
蔵の方達と毎年行っている”お雛様女子会”は今年は見送ります。
コロナで残念なことばかりですが、今日も一日笑顔だけは忘れずに。
よがんすのぉー。