山菜パーティー
ごめんください。
春の雪解けの後に顔を出して楽しませてくれる数々の山菜。
実家の山の見回りをしては、採り立てを届けてくれていた亡き父。
“うど”、“たらの芽”、“こしあぶら”をスーパーで見ては、当時を懐かしく思い出しておりましたが……ここ数年、友達のSちゃんが毎年、山からたくさんの春を届けてくださいます。
新鮮で柔らかくて美味しい山菜達。
“月山筍”、“孟宗”、“山うど”、“たらの芽”、“こしのあぶら”、“わらび”など。
わらびは生のものと茹でてしっかりアク抜きをしてすぐ食せるものと二種類です。
わらびのたたきをする時に入れる山椒の葉も一緒に添えてくれ、至れり尽くせりです。
月山筍、孟宗は皮を剝いてそれぞれすぐに茹でて、冷めたら茹で汁のまま袋に入れて冷蔵庫で保存。
食卓は山菜パーティーです。
“月山筍の天ぷら”、“こしのあぶらの天ぷら”、、山うどの葉も天ぷらにします。
“うどのきんぴら”、“うどの酢の物”。
孟宗は“孟宗汁”、“タケノコご飯”、“タケノコのおかか煮”。
わらびは山椒の葉を一緒にすり鉢でたたき、味噌で“わらびたたき”。
孫達も大喜びでいただきます。
なかなか食することのできない春の旬の味覚を楽しませていただき、うれしい限りです。
とにかく新しいので柔らかく、それぞれの旨味、香りがぎっしりと詰まっているので身も心も皆で倖せになりました。
Sちゃん御夫婦の心尽くし満載にはいつも本当に感謝です。
ありがとうがんす。もっけでがんす。